作品369 Aero L-39ZO Albatros


Aero L-39ZO Albatros
リビア空軍  エデュアルド  1/72
チェコのエアロ社が開発し旧ワルシャワ機構軍ほかで採用された高等ジェット練習機。
安価で高性能との評価が高く3000機ほどが生産されている。



第1476話 L-39ZO Albatros 完成  
エデュアルド社製‘L-39ZO’が完成しました。

チェコのアエロ社で開発された‘L-39’は旧東欧諸国の軍事同盟であるワルシャワ機構軍の高等ジェット練習機として採用され、ワルシャワ機構参加国だけでなく中東諸国、中米諸国、アフリカ諸国、北朝鮮やタイなどの空軍にも採用されており、更に安価で高性能な事からアメリカやフランスの民間アクロバットチームにも採用された機種です。
最初の試作機は1968年に飛行し、その後改良が加えられ1974年から本格生産に移りました。装備換えしたものなど派生型を含め合計で3000機ほどが生産されたそうです。
‘L-39ZO’は主翼を強化し4箇所のパイロンを追加した兵器訓練型と呼ばれる機種です。
今回製作した機体はリビア空軍所属機でパイロンに爆弾を取付けています。
もしかしたらカダフィ政権崩壊に繋がった反政府組織への攻撃にも使われたかもしれません。
  
キットとしての評価は同じチェコのプラモ製作会社であるエデュアルド社製ということもあり、比較的細部も良く表現されています。但し脚とキャノピーは正直なところイマイチといったところです。
デカールは発色が良いのですが前作のトランペッター社製‘Su-27UB’ 同様ベース部分が貧弱なため扱い難く、使用前にデカールの表面に薄めたスーパークリアー半光沢(Mr.COLOR #181)を吹いて補強してから使用しました。