第1436話 F-4EJ改 第8飛行隊製作4


セガワ製‘F-4EJ kai’の製作は主翼の改造を行いました。


今回も駐機状態で見られるフラップを下げる改造を行うことにしました。
改造により主翼内部が空洞になるため内部にパテを塗りました。
今回のパテはMr.WHITE PUTTYという物を使用しました。前作のF4U-7で樹脂の軟化を招いたラッカーパテ(TAMIYA PUTTY BASIC TYPE)との違いを確認しました。
今回はパテの量(厚み)の違いか樹脂の軟化は生じませんでした。


パテが固形後フラップの改造を行うことにしましたが、実機写真を見るとフラップを下げているものが少なく、フラップ横のエルロンを少し下げているものが多い様に感じ、今回はエルロンだけを下げた状態で製作することにしました。


主翼の上下パーツを組立てる前に、上下パーツともエルロン部分の左右を完全に切離し、主翼上部パーツのエルロン付け根部分には切れ込みを入れました。
エルロンの先端部分は主翼上面パーツ側で構成されており、主翼下面パーツはエルロンの付け根部分のみとなっています。
主翼下面パーツのエルロン部分を完全に切離し、付け根部分を若干カットしたものを取付けることによりエルロンを下げることができました。


エルロンの下げ状態です。


両翼ともエルロンが下がりました。


主翼先端部分を取り付け主翼が完成しました。


機体の主な部分が組み上がったことで、機体の塗装作業に入ります。
機体後部排気口周辺と水平尾翼にシルバーリーフ(タミヤカラーTS-30)を塗りました。