第1416話 チリ空軍F-16DJ製作2


チリ空軍の‘Lockheed Martin F-16DJ Fighting Falcon’の製作は、胴体部分の加工を行いました。


ドーサルスパインにドラッグシュート収納部を増設した後、アンテナ等細部をチリ空軍向けに改造します。
ドーサルスパインの改造箇所です。


不要な突起を取り除いた状態です。


アンテナ等の突起物を追加しました。三角形の小さなアンテナ(T15)は作業中紛失することがあるため最後に取付けます。


次にコックピット内部の組立です。
セガワ製複座型F-16のキットは全てコックピットパーツと胴体側の合いが悪く、胴体上面パーツにある角穴とコックピットパーツの間に隙間や段差が生じてしまいます。
そのためコックピットパーツ後部が沈み込まないように胴体下面パーツとの間に「枕」を入れて固定します。
また角穴との隙間を埋めるため、ブラバンを取付けました。


胴体上面パーツを仮止めし、角穴内に隙間や段差がなく収まることを確認しました。


枕を入れて固定したため、後部座席の取り付け位置が相対的に上がることになり、後部射出座席をオリジナルのままコックピット内部に取付けるとキャノピーにぶつかり取り付きません。


後部射出座席の高さを短縮するため、背もたれ部分を1.5mmほどカットして短くしました。(この方法は緊急避難的な対症療法です)


キャノピー内に射出座席が収まることを確認しました。