作品358 General Dynamics F-16AM Fighting Falcon

General Gynamics F-16AM Fighting Falcon
ノルウェー空軍   ハセガワ   1/72
F-16A Plusをベースにオランダの航空機製造会社Fokker社がGeneral Dynamics社からライセンスを受けて生産した機種。コックピット前に敵味方識別装置(IFF)を追加し、垂直尾翼下にドラックシュートを収納している。
2010年10月にオランダのBolkelで開催された“Tigermeet 2010” に参加した機体。



第1378話 ノルウェー空軍F-16AM Tiger meet 2010完成 
セガワから発売されたばかりの「F-16AM/BM FIGHTING FALCON ‘ROYAL NORWEGIAN AIR FORCE TIGER MEET 2010’」キットから単座型のF-16AMが完成しました。

この機体はノルウェー空軍第338戦闘飛行隊のもので、2010年10月4日から10月15日までオランダのフォルケル基地で開催された’NATO TIGER MEET 2010’に参加したものです。
NATO TIGER MEET’はNATO加入国の空軍部隊の内、虎を部隊の愛称や記章に採用している部隊が一同に集まる戦技競技会で、1961年から基本的に毎年NATO諸国の持ち回りで開催されています。最近は旧ワルシャワ機構に所属していた東欧の軍隊も参加するようになり、規模が大きくなるだけでなく、機体も派手なものが増えているようです。
なお、ノルウェー空軍第338戦闘飛行隊は’NATO TIGER MEET 2010’競技会で‘Best Flying Unit’を獲得しました。ちなみにグランプリに相当する’ Silver Tiger Trophy’はチェコ空軍第211戦闘飛行隊(機体:JAS-39 Gripen)が獲得したそうです。


今回製作したキットはハセガワのF-16 Plusをベースに垂直尾翼を改め、IFFアンテナを追加したものです。
製作する上で大きな問題はありませんでしたが、デカールを貼る段階で胴体背面にある’Walk Line’の一部が足りず、更に指示ミスと思われる箇所がありました。
写真の逆L字型の’Walk Line’の指示ミスと思われるラインは写真のピンクのラインに使用するようになっていますが長さが合いません。また一方のラインに相当するデカールが足りなくなっています。


何とか他のキットの残りデカールから同じような物を流用して完成させました。

キャノピーを開けた状態でタラップを取付けることしました。そのため、タラップをキットオリジナルの物を薄く削り使用しました。


垂直尾翼の虎の絵は少しくすんだ印象です。垂直尾翼の放電索は細く削るだけにとどめました。


空気取入れ口の下に’AN/AAQ-33 SNIPER-XR’ターゲッティングポッドは、ハセガワのエアクラフトウエポンキット9の物を取付けました。