第1351話 再び’Chippy Ho HISTORY’製作3


セガワ製F/A-18Cの製作は、駐機状態にするための改造を進め、主翼の改造がほぼ終わりました。


今回製作する機体は、一般的な駐機状態でフラップや水平尾翼を下げた状態にする予定でしたが、「やいづのはんじ」さんの提案を受け、航空母艦に搭載された時の駐機状態に改造することにしました。
航空母艦で運用されている場合は格納庫内や甲板上での駐機スペースを小さくするため主翼を折りたたんでいます。
参考写真です。
http://www.airliners.net/photo/USA---Navy/McDonnell-Douglas-F-A-18C/1619965/M/


この状態にするため主翼の改造に取り掛かりました。
始めに主翼本体部分の折畳み構造近くにある小さなパネルを製作します。この小さなパネルは主翼を折りたたんだときに主翼側から離れ、主翼先端側に重なるような構造になっているようです。


このパネル部分をフラップカバーを製作した時のようにマスキングテープを貼り、形状をトレースしてからプラバンにマスキングテープを貼り、切り出して製作しました。


主翼を構成する各部にカットラインを描きました。


各パーツをカットしました。特に主翼本体部分は複雑な切り込みが必要なため、ピンバイスで小さな穴を空けて目印を作ってからカッターで切離しました。

切離した主翼先端側は、付け根となるヒンジ構造を再現するため苦労しました。
ヒンジ部分は実機と細部が異なっていますが、それらしく切り込みを入れて表現しました。
この間の作業工程写真は夢中で作業したため、写真に残せませんでした。


加工した各パーツを組み上げた状態です。
フラップと前縁フラップも下げた状態に組み上げています。