第1343話 Shenyang J-11B製作5


トランペッター製‘Chinese J-11B’ キット(正式名称Shenyang J-11B)の製作は、塗装作業を開始しました。


この機体のベースになったSukhoi Su-27ファミリーはエンジン周辺と排気口部分が独特な色合いになっています。
使用した金属の違いや周囲温度の違いなどで金属部分が赤やブルーが混じったような焼けた感じになっています。この表現を上手く表わす技を持っていないため、それらしい感じになるように心がけています。
ブルーが混じった部分を選びマスキングしました。


下地に塗ったシルバーリーフ(タミヤカラーTS-30)の上に薄めたクリアーブルー(Mr.COLOR #50)を軽く吹きかけました。



ブルー周辺のマスキングを剥がし、金属色部分全体にクリアーレッド(Mr.COLOR #47)とスモークグレー(Mr.COLOR #101)を混ぜた塗料を薄めてグラデーションをつけて塗りました。


更に薄めたスモークグレーでグラデーションのアクセントをつけました。
私は油汚れのような表現は得意でないため、エンジンと排気口部分の塗装はこの辺が妥協点としました。



排気口を仮止めしたところです。

  
塗装したエンジン部分にマスキングテープを貼りました。


垂直尾翼と胴体下面のフィンを取付けました。
垂直尾翼の取付けは問題がありませんでしたがフィンは若干隙間ができるので修正が必要でした。
垂直尾翼先端にグレー(Mr.COLR #305)を塗りました。


先端部分をマスキングしました。


水平尾翼の下面先端部にもグレー(Mr.COLR #305)を塗り、マスキングしました。


機首のレドームの取付に入りました。キットの組立説明書にはおもりを入れる必要性について記載されていませんが、仮組み段階で機体後部が重く尻餅をつきそうなのでレドーム内部におもりを入れました。おもりは釣り用の「板おもり」を丸めて内部にしっかり取付けました。


コックピットを覆うキャノピーは中央に成型時の突起が残っています。


突起部分を削り、ヤスリ掛けしてからコンパウンドで磨きあげて突起をなくしました。


キャノピー枠を残してマスキングしました。


機関砲部分にシルバーリーフ(タミヤカラーTS-30)を塗りました。[
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その上から薄めたスモークグレー(Mr.COLOR #101)を塗りました。


機関砲周辺の金属色部分にマスキングテープを貼りました。


レドームにグレー(Mr.COLOR #301)を塗りました。


レドーム部分をマスキングしました。


機体塗装の準備が整いました。