第1338話 Shenyang J-11B


ホビーボス社製の ’F-5E Tiger 2 Fighter’ はキットの中身を見てから急激に製作意欲がなくなりました。


昨日、注文してあった中国のトランペッター社から発売されたばかりの ‘Chinese J-11B’ を入手しましたのでこちらから製作することにしました。
キットの名前は‘Chinese J-11B’ となっていますが実際の機種名は‘Shenyang J-11B’ と呼ばれる物で現在中国空軍が実戦配備している最新鋭多用途戦闘機になります。


中国はロシアから’Sukhoi SU-27 SK Flanker’ のライセンス生産契約を交わし、瀋陽航空機工業が ‘Shenyang J-11’ (中国名:殲撃11)として60機生産しました。
このライセンス生産した機体を中国国内で徹底的に調べ、中国独自に改良した機器などを導入して中国製多用途戦闘機として生まれたのが‘Shenyang J-11B’ と言われています。
ロシアの’Sukhoi SU-27 Flanker’ については本ブログ2009年4月30日の記事で紹介しています。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)



<付録記事>
中国はSu-27を改良発展させ、対地攻撃能力を大幅に強化した複座型の’Su-30MKK Flanker’ もロシアから導入しており、これをベースにSu-30MKKの能力向上型である ‘Su-30MK2 Flanker’ を中国海軍が運用しています。
この’Su-30MKK Flanker’ については5年程前にロシアのバクート社ベルクト製 ‘Su-30MK’ キットをベースに垂直尾翼主翼端の装備を改造し、筋彫を追加して製作したものを本ブログの2007年2月に「作品6」として紹介しました。
当時の記事では写真を1枚しか紹介していませんでしたので、今回新たに撮した写真を付録として紹介します。

作品6 Sukhoi Su-30MKK Flanker 

Sukhoi Su-30MKK Flanker 
中国空軍   バクートベルクト   1/72