第1320話 Sea Vixen FAW.1製作3


香港DRAGONから発売された”Sea Vixen FAW.1”の製作は、機体を仮組みして組立前の調整を行っています。


このキットは主翼の折畳みやフラップ等の取付け角の可変だけでなくエアーブレーキも開閉出来るようになっています。
どのような状態にするか試行錯誤しています。

駐機状態の実機写真を参考にエアーブレーキを半開状態にすることにしました。
エアーブレーキに取付ける油圧パーツは長・短2種類あり、短いパーツで仮組みしましたがエアーブレーキが飛び出すことが判りました。


油圧パーツを更に短くカットしました。


エアーブレーキが飛び出さなくなりました。


次に機首に入れるおもりの調整です。
この機体は主車輪が比較的前にあり、後部とのバランスを取るため機首にかなりの重量のおもりを入れる必要があります。
そのため、主なパーツを仮止めした状態で機首に入れるおもりを調整しました。
いつものように釣り用の板おもりを丸めてレドーム部分に入れましたが若干軽かったため更に細いハンダを巻き付けて重量の調整を行いました。


おもりをレドームパーツ内部に瞬間接着剤で取付けたところです。


瞬間接着剤で固定したおもりは衝撃で外れることがあるため、更にエポキシパテで入口部分を固定しました。


機体が尻餅をつかない状態が確認出来ました。


エアーブレーキもグラウンドレベルにぶつからないことが確認出来ました。