第1319話 Sea Vixen FAW.1製作2+秋の鎌倉


香港DRAGONから発売された”Sea Vixen FAW.1”の製作は、胴体部分の組立を始めたところで主翼を伸ばすか折りたたむかで悩んでしまいました。
そんな訳と天気が良かったこともあり、作業を一時中断して近所を徘徊(ウオーキング)してきました。


”Sea Vixen FAW.1”の組立は、胴体の上下パーツを貼り合わせ、胴体部分がまとまりました。


まとまった胴体を眺めていて違和感を感じました。それはコックピット内部に取付けた操縦席が胴体内部に潜り込んでいることが原因でした。


実機写真を見ると当然の様に操縦席の頭部分が胴体より上にあります。航法士の席は胴体内部にありますが、もう少し天井に近いように感じました。

そこでパイロットと航法士の操縦席を取り外して取付け位置が高くなるように棒を取付けました。


棒の高さを調整し適当な位置で再度取付けたら良くなりました。


主翼を仮組みし、主翼断面パーツの合いと折畳み構造の確認をしました。
主翼を折りたたんだ場合の折り込み部を仮組みした状態です。


主翼を伸ばした状態です。


その結果、どちらも良好であることが確認出来ましたが、主翼を伸ばした状態で組立てるか折りたたんだ状態で組立てるか悩んでしまいました。



そこで天気が良かったこともあり気分転換に近くをウオーキングすることにしました。
「歩く前に飲む」という唐辛子飲料を飲んでから出発しました。
いつものように家から徒歩20分ほどにある鎌倉中央公園に行きました。
公園の入口近くで若いお母さんたちが幼児を連れて明るい日差しの中、輪になって談笑していました。


その近くで別の婦人二人が木の下で何やら調べていました。
何をしているのか興味が湧き尋ねてみました。すると線量計放射線量の測定をしていることが判りました。


一人は鎌倉市議の方で熱心に測定を繰り返しています。

結果を尋ねると、空間線量は問題ない範囲内とのことでしたが、木の根本は線量が高いとのことでした。特に広く枝を張った木の幹の根元は線量が比較的高く0.1〜0.3μSv/hになっているとのことでした。
鎌倉中央公園は幼児も多く集まる森林公園でもあり、どのようにしたらよいか悩まれていました。



深刻な問題が身近にあることを再認識し、公園内を散策しました。


公園に隣接する谷戸田圃は稲刈りも天日干しも終わり、稲木にネットが残っているだけでした。


イナゴが秋の日差しを受けて光っています。


鎌倉中央公園を出てから住宅地を抜け、源氏山公園まで足をのばしました。
葛原岡神社近くの木々の中を歩くカップルの背中にも秋の日差しが差し込んでいます。


源氏山にある源頼朝像の周りには、遠足を楽しむ小学生たちの明るい声が溢れていました。


傾斜が厳しい化粧坂を抜け、横須賀線の線路脇にあった柿の木には小さな柿がたくさんなっていました。


亀ヶ谷切り通しにも行って、最後に観光客で溢れた鎌倉小町通りを抜けて鎌倉駅まで行きました。
大変疲れていた事もあり、帰りは電車とバスを利用して家まで帰りました。
JR大船駅近くの大船観音が秋空に映えていました。