第1284話 旧古河庭園ウオーキング


昨日2ヶ月ぶりに私の実家の巣鴨に行ってきました。
今週は息子が車を使っていることもあり、久々に電車で出かけました。


巣鴨駅周辺はお祭りで賑やかでした。

  

「お年寄りの原宿通り」と呼ばれる巣鴨地蔵通商店街を通って実家に向かいましたが、商店が次から次に替わっているのに驚きました。
  
実家で用事を済ませ、ここからウオーキングを開始することにしました。


子どもの頃良く遊んだ馴染みの場所を通って1.8Km程先にある「旧古河庭園」に向かいました。
  
旧古河庭園は明治の元勲・陸奥宗光の別邸だったところですが、陸奥宗光の次男が古河財閥の婿養子になったときから古河家の所有になった所だそうです。


昨日は60歳以上の方は入場無料で、得した気分になりました。
内部は鹿鳴館ニコライ堂などを手がけた英国人建築家ジョサイア・コンドルが設計した洋館を中心に洋風庭園と京都の庭師小川治平衛が作った日本庭園が見事に調和した公園になっています。

入口を入ると洋館の玄関が見えます。

  
洋館の裏庭は洋風庭園になっており、ツツジやバラのシーズンには綺麗な花が咲き誇ります。昨日は花が咲いていませんでしたが10月にはバラのシーズンを迎えます。

  
西洋庭園から見た洋館はテレビなどでもよく見かける建物です。

 
バラ園の横には展望台があり、下に広がる日本庭園が見渡せます。

 
日本庭園の中にある茶室です。秋には周りのモミジが綺麗に色づくはずです。

 
心字池の畔に曼珠沙華が咲き始めました。

 
池の周りには幾つかの立派な石灯籠があります。
手前が雪見灯籠で池の先に見えるのが奥の院灯籠と呼ばれるものだそうです。

 
滝や枯滝もあり、充分日本庭園の良さを見ることが出来ます。


旧古河庭園を出て、上中里駅まで歩いてからTシャツを着替え、京浜東北線を利用して大船まで帰りました。
車内でゆっくり寝ようと思っていましたが、残念ながら隣のアベックがダブルで寄りかかってきて余り眠れませんでした。