作品346 Lockheed CF-104 Starfighter


Lockheed CF-104 Starfighter
カナダ空軍   ハセガワ   1/72
米国のロッキード社がセンチュリーシリーズの一環として開発したマッハ2級の戦闘機。
カナダのカナディア社でライセンス生産した機種で、導入当初は空対地モードのみのレーダーが装備され機銃も装備されていなかった。1972年に機銃は復活して装備されるようになった。



第1254話 カナダ空軍CF-104完成
セガワ製「F-104J/CF-104 STARFIGHTER」キットで製作したカナダ空軍のCF-104が完成しました。


CF-104の原型は米国のロッキード社が開発したマッハ2級の超音速戦闘機F-104 STARFIGHTERで、初飛行した1954年当時「最後の有人戦闘機」と呼ばれていました。
その後、多くの西側諸国で採用され、航空自衛隊でも1961年からF-104Jと複座の練習機F-104DJが採用され、1986年退役しました。この間、三菱重工でもライセンス生産されており、特徴的な細長い機体から「三菱鉛筆」とも呼ばれていたそうです。

このキットは航空自衛隊のF-104J用の説明書とデカールも別に添付されており、何か得した気分になりました。
金型としては古いキットですが、金型技術は優れており完成度の高いキットと評価しています。
但し、塗装を開始した時点で感じたのですが、モールドに金型の離型剤が残っているようです。もしかしたら他のアジア地域で作らせたものかもしれません。

今回製作するにあたり、各部の塗装を先にしてから機体の組立を行いましたが、胴体の接合に手間取り、あまりよい方法ではなかったと思いました。