第1234話 厚木にいたF-14の製作7


VF-21“Freelancers”所属のF-14Aの製作は、機体塗装を開始しました。


セガワに手配していた機関砲部分のパーツが届きました。
小さなパーツであるにもかかわらず思ったより大きな梱包で届いた事に驚きました。もっと驚いた事は1991年当時のパーツ価格が丁度2倍に価格改定されていました。

早速パーツを取付け機体塗装に入れる状態になりました。


機体塗装の前準備として脚収納庫内部のマスキングを行いました。
マスキングはティシュペーパーを内部にしっかり詰め込み、隙間部分にマスキングゾルを流しこんでいます。


操縦席を覆うキャノピーは中央に成形痕の段差があります。


この段差を削り、ヤスリ掛けとコンパウンドで磨き段差を消しました。


キャノピーパーツの枠部分を残しマスキングテープを貼りました。


機体塗装の開始です。
始めに機首のキャノピー前後と垂直尾翼先端にグレー(Mr.COLOR #305)にブラック(Mr.COLOR #33)を加えた塗料を塗りました。この塗料はデカールの機体番号や垂直尾翼の部隊マークの色に合わせた色合いにしています。
また、主翼引き込み部分には指定のダークシーグレー(Mr.COLOR #25)を塗りました。


塗った部分を必要な形にマスキングテープを貼りました。


機体下面色を塗りました。
機体下面色は指定のグレー(Mr.COLOR #307)にグレー(Mr.COLOR #308)とライトグレー(Mr.COLOR #338)を加えたものにし、少し明るくしたものを使用しました。

  
機首部分や垂直尾翼も機体下面色を塗っています。