第1186話  厚木のF/A-18E & -18F製作1


F/A-18E及びF/A-18Fの製作を開始しました。


両機とも駐機状態の姿で製作するため、主翼前縁フラップ及び後部フラップを下げるための加工を行ないました。

前縁側のフラップは一部凹型になっており、この形に添って切れ込みを入れます。
切れ込み作業を行なうための目印としてピンバイスで小さな穴をあけました。


主翼後部フラップは、主翼パーツの中にフラップカバーの下にフラップが引き込んだ状態で成形されています。
本来のフラップはフラップカバーの下に隠れた部分を含めた大きさになっています。
このため、フラップカバー部分を別途プラバンで製作することにし、フラップはフラップカバーを含めた大きさで切り出して使用します。
主翼パーツの上にマスキングテープを貼り、フラップカバー部分の形を上からトレースします。


トレースしたマスキングテープを0.5mm厚のプラバンに貼り付けます。
マスキングテープには外形だけでなく、フラップカバー上のパネルラインも描いてあります。


切り出したフラップカバーと主翼パーツから切り出したフラップ部分を並べました。


主翼の前縁側フラップは主翼の上から切り込みを入れ、下に折りこんで使用します。


主翼から切離した後部フラップは、成形されたフラップカバー部分を表わす筋彫が深いため、パテ埋めでなく液状瞬間接着剤を流し込んで埋めました。


フラップとして一体になるように筋彫を埋めた部分を含めて綺麗に整形しました。
フラップの付け根部分は薄く削っています。


主翼とフラップ及びフラップカバーの構成を横から示しました。(仮組状態)


同じ構成を上から見た状態を示します。(仮組状態)


主翼、フラップ及びフラップカバーの組立は、主翼を胴体に取付けた後の作業となります。


次に胴体左右に取付ける空気取り入れ口パーツを組立てました。

空気取り入れ口はそれぞれ2個のパーツで構成されていますが、内部に接合面の段差が生じています。


この段差を埋めるためにパテ埋を行ないました。


パテを整形した後です。


胴体パーツの組立てに入ります。
上下胴体パーツをしっかり接着しているところです。


胴体部分に左右の空気取り入れ口を取付け、接合面にパテ塗りを行ない整形する必要があります。