作品335 Eurofighter EF-2000 Typhoon FGR4

Eurofighter EF-2000 Typhoon FGR4
英空軍  レベル  1/72
独、英、伊、スペインの共同開発した全天候戦闘攻撃機デルタ翼カナード翼を組み合わせたクロースカップルド・デルタ翼構造を採用し、優れた格闘戦能力と迎撃性能を持っている。
Coningsby基地所属の第17Sqn所属機。



第1176話 EUROFIGHTER FGR4完成
英国空軍第17Sqn所属の“EUROFIGHTER EF-2000 TYPHOON FGR4” が完成しました。

“EUROFIGHTER TYPHOON” はドイツ、イギリス、イタリア、スペインが共同で開発した第四世代戦闘機で、航空自衛隊の次期戦闘機(FX)の候補にもなっています。
三角翼とカナード翼を組み合わせたクロースカップルド・デルタ翼と呼ばれる構造を採用し、コンピュータ制御によるフライ・バイ・ワイヤによる高い飛行安定性と運動性を得ているそうです。
この方式により大きな揚力を発生させるとともに低速時や大迎角時にも安定した飛行が可能になっています。
このため短距離離着陸性能(STOL性能)や機動性に優れており、離陸に必要な距離は300m、着陸は600mで可能で、700mの滑走路があれば運用が可能といわれています。

FGR4型機はコクピット前方左側面にPIRATEと呼ばれるパッシブ赤外線機上追跡装置が取り付けられており、監視・捜索・追尾を行なっています。レーダーのように自ら電波を出さないため、逆探知される恐れがなく、標的がアフターバーナーを使用しているなど、赤外線放射が大きい場合は最大145kmも探知できるそうです。

英国や米国の防衛力に関する研究機関が試算したBVR(目視外)戦闘において、ロシアの最新鋭戦闘機Su-35に対するキルレシオは、4.5:1とF-22(10:1)に次ぐ高い評価を得ており、タイフーンが1機落とされる前にSu-35を4.5機撃墜できると評価しているそうです。


今回製作した機体はConingsby基地所属の第17Sqnのものです。
 http://www.airliners.net/photo/UK---Air/Eurofighter-EF-2000-Typhoon/1285557/L/
垂直尾翼に描かれた「AA」や機体番号「ZJ930」はキットのデカールにある文字を組み合わせて実現しました。