第1172話 EUROFIGHTER FGR4製作2


英国空軍の“EUROFIGHTER TYPHOON FGR4”の製作は、機体の組立て作業を進めています。
  
胴体上面のエアーブレーキ取付部の整形処理を行ないました。

  
次にエンジン排気口部分の組立は、組立て説明書と異なる順番と取付け方法で行ないました。
理由は排気口周辺の塗装方法を考慮したためです。
組立て説明書では胴体に排気口パーツを接着してから内部排気パーツを内側から取付けるようになっています。
この方法では整形と塗装が行えないため、胴体内部に内部排気パーツを位置決めしたうえで接着し、後作業で排気口パーツを取付ける際にずれない様にエポキシパテで固定しました。


排気口パーツが取付けられるか確認し、内部を少し削り出しました。


胴体に主翼下面パーツを取付ける前に吸気口内部パーツの接合部を整形しました。
内部パーツ接合部にパテ塗りしたところです。


内部パーツ接合部を整形したところです。


吸気口内部を塗装しました。塗料記号Pはライトグレー(Mr.COLOR#338)の塗料を使用しました。


胴体部分に主翼下面パーツを接着したところ排気部分の接合部に段差が生じました。

  
排気部分は金属質に塗るため、綺麗に仕上げる必要があります。そのため接合部の段差にパテを塗りしました。


接合部を完全に整形した後です。


排気口パーツを仮止めしてみました。


主翼上面パーツを取付け、主翼を完成させましたが、主翼上面にヒケ(凹み)があるためパテで整形してあります。


主翼下面の接合部にできた段差もパテで修正してあります。


操縦席前の空中給油口カバーと「PIRATE」(赤外線追尾装置)を取付けました。
操縦席前に取付けるカナード翼は以前製作した時に折れてしまったことがあるため、最後に固定して取付けます。