第1156話 災害義援金
横浜の「ラッキーベイフォート」という模型屋さんでデカールを購入してきました。
気に入ったデカールがないか探していたら珍しく空軍機のF-15Cと海軍機のF/A-18Cが組み合わされた物がありました。
以前からF-15Cのデカールを探していたこともあり早速購入しました。
家に帰り「Twobobs」製デカールの説明書を良く見たら、このデカールの収益金を「ハリケーン・カトリーナ救援活動」として米国赤十字社に提供することが書かれていました。
ハリケーン・カトリーナは2005年8月末に米国南東部を襲った巨大ハリケーンで、ルイジアナ州のジャズ発祥地として有名なNew Orleans市の多くの家屋を破壊し、市の8割を水没するなど大災害をもたらしたものです。
そんなためか、このデカールはどちらもNew Orleansを拠点とする部隊のもので、F-15Cが合衆国空軍とは別組織のルイジアナ州軍航空隊第159戦闘航空団のもので、F/A-18Cは海軍予備役飛行隊の第204戦闘攻撃飛行隊ものでした。
今回の東日本大災害では航空自衛隊松島基地も東北地方太平洋沖地震により発生した大津波で大きな被害を受けました。
松島基地所属の第4航空団第21飛行隊所属のF-2戦闘機など基地所属の全機が瓦礫と共に流され、格納庫にぶつかった写真などが海外の報道やインターネットで伝えられていました。
第4航空団第21飛行隊所属の三菱F−4B戦闘機
F-1の後継機としてF-16をベースに米国と共同開発した支援戦闘機F-2の複座型で主に教育訓練用として使用。航空自衛隊松島基地所属の第4航空団第21飛行隊の航空自衛隊創設50周年記念塗装機で垂直尾翼に「独眼竜正宗」が描かれている。
航空自衛隊松島基地は航空自衛隊のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」の拠点基地として有名です。
津波発生時ブルーインパルスは福岡市上空で展示飛行を行なっていたため被害を受けなかったようです。
「ブルーインパルス」所属の川崎T−4中等練習機
航空自衛隊がT-33、T-1の後継機として採用した中等練習機で亜音速飛行での飛行性能を重視した機種。航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」所属機
今回の東日本大災害に対する災害義援金活動としてどこかの企業から松島基地所属のキット又はスペシャル・デカールを発売する予定がないのでしょうか?
私は自粛ムードを打破すべく消費活動に力点を置くべきと思っていますが、所詮先立つものがありません。
そんな訳で災害義援金もまだ協力していません。
本日、鎌倉駅近くに出かける用事があるので少しばかり協力しようかと思います。