第1112話 ギリシャ空軍F-16DJ製作5


F-16DJの製作は機体塗装に向けた作業を進めました。
  

再製作した空気取入れ口を機体に取付ける前に内部の塗装を済ませることにしています。
空気取入れ口外面は機体塗装を施す必要があり、機体塗装色を先に決める必要があります。
ギリシャ空軍のF-16DJの写真は、いずれも機体が大変汚れた写真が多く、元の塗装がどの様なものか探しました。
その結果、添付した写真が塗装初期の状況が判ると思い参考にすることにしました。
http://www.airliners.net/photo/Greece---Air/Lockheed-Martin-F-16DJ/1631874/M/


各塗料は、レドーム部分のグレー(FS36320〜Mr.COLOR#307)以外は、いくつかの塗料を組み合わせました。
調色した塗料を組み合わせ、相互の色合いを調整しました。
実機の写真は相互の塗料がお互い似た色調となっており、正直インパクトに欠けた塗装になりそうです。

  
機首のレドーム部分にグレー(FS36320〜Mr.COLOR#307)を塗ったところです。
操縦席を覆うキャノピーは枠部分を除いてマスキングテープを貼り、枠部分にブラックを塗りました。


空気取入れ口先端部もグレー(FS36320〜Mr.COLOR#307)を塗りました。


空気取入れ口内部にホワイトを塗るために、入口部分に塗ったグレーをマスキングしました。


空気取入れ口内部と前脚収納庫内部にホワイト(FS17875〜Mr.COLOR#316)を塗ったところです。


マスキングテープを剥がし、内部にブラックに塗った棒を取付け塗装が完成しました。


塗装が完成した空気取入れ口パーツを機体に取付けました。接合部分に少し段差があるため、パテ塗りしています。


パテ整形後です。


排気口パーツも塗装済みの金属色部分にマスキングテープを貼り機体に取付けました。この部分も段差ができていますのでパテ塗りしています。


パテを整形したところです。


機首のレドーム部分にマスキングテープを貼り、機体塗装の準備が整いました。