作品327 Lockheed Martin F-16F (Block60) Desert Falcon


UAE空軍   ハセガワ  1/72
F-16D (Block50)の最新改良型で火器管制装置やレーダーが最新のものになり、大幅に空中戦処理能力が向上されているといわれている。
コンフォーマルタンクとドーサルスパインという装備が追加されているため、米軍のF-16Dと外見的に大きく異なっている。



第1095話 UAE空軍 F-16F完成
セガワ製 アラブ首長国連邦(UAE)空軍のLockheed Martin F-16F (Block 60)が完成しました。
F-16F(Block 60)は F-16D(Block 50)の発展型で、F-16の量産型としては最新のものになります。
胴体上面左右に燃料を収納するコンフォーマルタンクを装備し、更に胴体背面には大幅に強化された電子装備を収納するためのドーサルスパインを取付けているため米空軍が使用しているF-16CやF-16Dに比べてゴツゴツした印象になっています。
また、機首のレドーム先端にあるピトー管がなくなっているのも特徴的です。
同じようにコンフォーマルタンクとドーサルスパインを取付けたF-16Iがイスラエル空軍で使用されていますが、こちらはF-16D(Block52+)がベースになっているそうです。
イスラエル空軍のF-16Iは2010年6月7日の記事で紹介しています。(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)

キットとしてはドーサルスパイン上の突起物やカメラポッドも追加されており、特に問題となるところがありませんでした。