第1077話 ステルス戦闘機


1月7日の朝日新聞 朝刊に「中国軍のステルス機 登場」という記事と写真が紹介されていました。
レーダーに探知されにくいという次世代戦闘機「殲(せん)20」の試作機が完成し、滑走テストを行ったという内容で、飛行はまだ行われていないようです。
インターネットで写真が出回っているということで早速調べましたが、詳細がよく判りません。
http://asian-defence.blogspot.com/2010/12/chengdu-j-20-j-xx-fifth-generation.html

米空軍の実用ステルス戦闘機F-22(本ブログ2010年2月27日の記事で紹介)より現在開発中のF-35に近いシルエットと感じました。
私の直感ではF-22には遠く及ばない機体と思いました。

とは言え日本の東北新幹線やドイツ、フランス、カナダの高速鉄道技術で整備した中国の新幹線「和諧号」が僅か5年程の間に日本の新幹線より高速な車両を製作し運行するようになった様に、中国の先端技術への挑戦は目を見張るものがあります。
日産自動車の電気自動車に関する技術もルノー経由で中国に流れたというのも本当かも?
また、現在軍用機を開発・生産している企業は、米・欧・露とも数社に縮小していますが、中国はこれからという企業が多く、そのダイナミックさが脅威に感じられます。


そんな中、待望のプラモを入手しました。
ロシアのズベズタ社から発売されたキットで、ロシアの第5世代戦闘機といわれる最新鋭ステルス戦闘機“Sukhoi T-50”です。


以前のズベズダ社製プラモに比べれば成形が良くなったように感じます。
表面が梨子地仕上げで浅い筋彫となっており、韓国のACADEMY社製キットと似ています。



大変控えめなデカールに驚きました。


  
“Sukhoi T-50”は米空軍のF-22と驚くほどよく似た機体で2010年1月に初飛行し、実戦配備は2015年を目指しているそうです。
http://www.airliners.net/photo/Russia---Air/Sukhoi-T-50/1775641/M/

http://www.airliners.net/photo/Sukhoi/Sukhoi-T-50/1699085/M/

そんなわけで、今年の第2作目に製作するキットは“Sukhoi T-50”にしました。