作品325 Mcdonnell Douglas F/A-18C Hornet


Mcdonnell Douglas F/A-18C Hornet
米海軍  ハセガワ  1/72
F/A-18Aの発展型で夜間攻撃能力を高め、電子戦アンテナとストレーキ上にLEXフェンスが追加された機種。
1998年当時空母エイブラハム リンカーンに搭載されていたVFA-115 EaglesのCAG機。



第1076話 VFA-115 EAGLES F/A-18C完成
<2011年11月23日 装備追加による写真変更実施>
米国海軍第115戦闘攻撃飛行隊“イーグルス”のCAG機が完成しました。
今回製作した機体は1999年6月当時の物で、空母'USS Abraham Lincoln’に搭載されていたものです。
使用したキットはハセガワ製「F/A-18C HORNET & F/A-18E SUPER HORNET ‘VFA-115 EAGLES HISTORY’」のF/A-18Cです。
今回製作した機体は、フラップを下げた駐機状態に改造しました。
改造はACADEMY製のF/A-18CやハセガワのF/A-18Eに比べ古いキットであるため、より手間がかかりました。









この機体の垂直尾翼に描かれた星と三角形を組み合わせたような部隊マークは、1970年から1996年まで厚木基地に駐留していた第115攻撃飛行隊(VA-115)のGrumman A-6 Intruderの垂直尾翼に描かれていました。
当時この飛行隊は横須賀基地を母港とする第5空母航空団(CVW-5)に所属しており、厚木基地で大変なじみ深い部隊でした。

  

この飛行隊は1998年に第5空母航空団から同じく太平洋艦隊所属の第14空母航空団(CVW-14)に移り、テールレターも'NF’から'NK’に替わり厚木基地に飛来することもなくなりました。
機体もA-6EからF/A-18Cに機種転換が行われ任務も「攻撃」だけでなく「戦闘」も加わり、飛行隊名が第115戦闘攻撃飛行隊(VFA-115)と替わりました。
今回製作した機体は、この当時の物になります。

その後、飛行隊の使用機種は2002年から最新の“Boeing F/A-18E Super Hornet”に替わりました。
下の写真は同じ空母'USS Abraham Lincoln’に搭載されていたものです。



この第115戦闘攻撃飛行隊は、2009年12月から再び第5空母航空団に戻り、厚木基地に駐留するようになりました。
現在厚木基地に駐留している第115戦闘攻撃飛行隊のCAG機は、本ブログの2010年12月10日の記事で紹介しています。(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)
CAG機以外の機体には、現在も同じマークが垂直尾翼に描かれています。