第1040話 VFA-115 EAGLES HISTORY


次に製作するキットはハセガワ製の「F/A-18C HORNET & F/A-18E SUPER HORNET ‘VFA-115 EAGLES HISTORY’」にしました。

  
セガワ得意の「抱き合わせ販売」としてF/A-18CとE/A-18Eを組み合わせ、昨年末から横須賀基地を母港とする空母「USS GEORGE WASHINGTON」に再配属された第115戦闘攻撃隊の歴代3機をセットで発売したものです。
私が必要としたのは、‘VFA-192 Golden Dragons’ (2009年8月22日のブログで紹介)と交代して厚木基地に来るようになった現在運用中の‘VFA-115 EAGLES’ の1機だけだったのですが・ ・ ・ 。余分な2機も付属しており、高額なキットになってしまいました。
今年4月に開催された「厚木基地桜まつり」で撮した‘VFA-115 EAGLES’ 機体です。

 
もともとこの部隊は厚木基地に大変馴染みがある部隊で、空母「USS MIDWAY」時代の1970年から「第115攻撃飛行隊」〜‘VA-115 Arabs’ として‘Grumman A-6A Intruder’ を使用した部隊として駐留していました。当時の部隊ニックネームは‘Arabs’ と呼ばれていたようです。
1977年には機体が‘Grumman A-6E Intruder’ に替わり部隊ネームも‘VA-115 Eagles’ に替わりました。
1991年には湾岸戦争にも参戦し、多くの攻撃に参加しました。当時の機体はフセイン大統領打倒を目差し「フセインバスター」と称しており、多くの出撃マークが描かれていました。(2007年2月6日のブログで紹介した着陸態勢に改造した機体を再掲載します)

  
その後、この部隊は空母が「USS INDEPENDENCE」に替わった後の1996年まで厚木基地に駐留していました。
1998年から機体が‘McDONNELL DOUGLAS F/A-18C HORNET’ に替わり、部隊名も「第115戦闘攻撃隊」と替り、戦闘部隊としての任務も加わりました。また所属する空母も「USS ABRAHAM LINCOLN」に替わり、厚木基地に飛来することもなくなっていました。