作品312 SABCA F-16 AM Fighting Falcon

SABCA F-16 AM Fighting Falcon
ベルギー空軍  レベル  1/72
ベルギーの航空機製造会社SABCAがGeneral Dynamics社からライセンスを受けて生産した機種。
2009年9月18日にベルギーのBleine Brogel ABで開催された“Tigermeet 2009” に参加した機体。



第944話 F-16 Tigermeet 09完成
ドイツレベル社製キット「Lockheed Martin F-16 Mlu“Tigermeet 09”」が完成しました。
垂直尾翼に描かれた虎の顔が印象的なこの機体は、昨年9月18日ベルギーのKleine Brogel 空軍基地で開催された“Tigermeet 09” に参加した機体です。
“Tigermeet” はNATO加盟国や一部旧東欧諸国も参加した虎をシンボルとした部隊が一同に集まる戦技競技会で、毎年参加国の持ち回りで開催されています。
参加する機体はいずれも派手な虎の絵が描かれたものが多く、これをモデル化した多くのプラモが発売されています。
今回製作した機体は、ホスト国であるベルギー空軍の機体で機体全体に描かれた虎柄がモノクロームな色調で描かれており、大変印象的な機体に仕上がっています。

キットの印象はモールドも良く各パーツの合いも良いと思います。
但し、翼の後縁に再現された放電索は予想どおり何度も折れてしまい苦労しました。
デカールは大変薄く、機体に貼るのに苦労しましたが図柄の分割が良いためか機体に貼った時に図柄が合わないという問題はあまり感じませんでした。
但し、水平尾翼下の胴体最後部のデカールが一部図柄に抜けがあるように思います。抜けている部分はMr.COLORの#337(グレイシュブルー)で手塗りしました。

装備は“Tigermeet 09” に参加した実機写真(http://www.airliners.net/photo/Belgium---Air/SABCA-F-16AM-Fighting/1598181/L/)に合わせて模擬ミサイルとACMI PODと思われるものを取付けました。

キットの機種名は「Lockheed Martin F-16 Mlu」となっていますが、私の作品写真に付けた名前は、この機体をライセンス生産しているベルギーの会社名を使用し「SABCA F-16AM Fighting Falcon」としました。“Mlu” はF-16 Block15の近代化改修(Mid-life-update)したもので米国では“AM” と呼ばれているようです。