第916話 カナード翼機の競演


完成したRafale Cと2010年5月2日のブログで紹介したRafale Bを並べてみました。
複座型のRafale Bと単座型のRafale Cでは操縦席を覆うキャノピーと操縦席から垂直尾翼までのラインが少し異なっている事が判ります。
向かって左がRafale Bで右がRafale Cです。



フランス空軍の最新鋭戦闘機Rafaleは、大きな三角形の主翼主翼前に配置された小さなカナード翼を持っています。
このような構成の航空機は、米国製航空機オンリーの航空自衛隊では見ることができませんが、米国以外の国々ではこのような構成の戦闘機が増えてきているように思います。
このような構成の機種を私のブログの中から再掲載します。
英国、ドイツ、スペインなどが採用しているEurofighter Typhoon



中国空軍のChengdu J-10(中国名は殱撃10)



古くはイスラエル空軍のIAI Kfir


などがあります。
一度このような機体が飛んでいる姿を見てみたいものです。