作品302 Northrop F-20 Tigershark


Northrop F-20 Tigershark
米国  ハセガワ  1/72
F-5の後継機として西側中小国向けに開発されたが、F-16との競争に敗れ採用されなかった機種。
3機製作された内の2号機。



第845話 F-20 TIGERSHARK 2号機完成
セガワ製「F-20 TIGERSHARK COMBO」の2号機が完成しました。
昨年8月に1号機を製作してから放置してあったキットを引っ張り出し、7ヶ月ぶりに2号機が完成しました。
F-20はF-5戦闘機の後継機としてノースロップ社が開発した軽量戦闘機で1982年8月に初飛行し、3機製作されたそうです。
ノースロップ社はF-5戦闘機を採用していた西側同盟諸国向けに売り込みを行いましたが、当時米空軍に採用が決まっていたF-16にことごとく敗れ、採用された国はありませんでした。
1号機は1983年のパリ航空ショーに紅白の派手な機体で参加して注目を浴びて以降も関係諸国への売り込みの一環でデモ飛行を繰り返していました。そんなキャンペーンの一環で訪れた韓国で1984年に墜落し、2号機も1985年にカナダで墜落してしまいました。
そんな悲劇的な機体ですが機動性は良かったと言われていました。







1号機(右)と2号機(左)を並べてみました。
1号機と2号機では操縦席のキャノピーが異なっており、1号機の方がガラス部分の面積が狭くなっており、F-5Eと同じような形状になっています。