第734話 E-2C HAWKEYE 製作6


駐機状態の写真を参考に水平尾翼後縁にある昇降蛇を少し下げた状態に加工しました。
昇降蛇のラインに合わせ左右のラインはカッターで切り離し、付け根部分は切り離さないように上側はカッターで軽く切れ込みを入れ、下側はV字型に切れ込んでから折り曲げています。

  
加工した水平尾翼を胴体側に仮組みしてみました。

  

次に胴体内部の製作にかかりました。
最初に操縦席の取付けから始めました。
ここで問題になるのは、組立説明書にある「おもり」30gを入れる方法です。
この機体は特徴的な円盤状の巨大なレーダーを背負っているため、前後の重量バランスが大変悪いものとなっています。
このためキットでは機首に「おもり」を30g入れる必要があるのですが、30gという重量はこのクラスのキットの中では破格の重さになります。
いつも「おもり」として使用している釣り用の「板おもり」を上州屋で追加購入して取付けています。
「板おもり」は加工が簡単でどんな隙間にも潜りこませることができ大変重宝しています。
30gを確保するために操縦席周辺の隙間という隙間に丸めた「板おもり」を瞬間接着剤で取付けました。
ちなみに写真の「板おもり」を1個半使用しました。
重くなりすぎて脚パーツが耐えられるか心配です。

  
胴体内部に仮組みした状態です。