第490話 高級洋服店と有名餃子


昨日、家内と久しぶりに銀座に出かけました。
目的は末の息子が製作したショーウィンドウディスプレーが銀座の高級洋服店に飾ってあるということで見に行きました。
その店は、銀座西5丁目交差点にある「壱番館洋服店」という老舗の高級洋服店で、この業界では超一流の店だそうです。


外堀通り」と「みゆき通り」に面したそのお店は、私にはあまりにも高級すぎて店内に入ることもできず、家内と二人でショーウィンドウに飾られた作品を外から眺めてきました。



息子から作品の説明を聞いたのですが私には良く分かりませんでした。


私の学生時代の若者は「VAN」とか「JUN」というブランドに人気があり、「アイビールック」とかを着て「ズタ袋」を抱えて「みゆき通り」を闊歩していたように記憶しています。
当時は日本も少し豊かになり、「メンズファッション」という言葉が使われ始めた頃と記憶しています。この言葉は当時から私には無縁な言葉でした。


銀座は私たちにとって高級すぎるため、用件を済ませて次なる目的地に出かけました。
その場所は、都電「庚申塚」駅近くの行列のできる餃子店で、「ファイト餃子店」という大衆食堂です。


この店は長男が以前からインターネットで大変有名な餃子店が巣鴨の地蔵通りを過ぎた商店街にあると言っていた店で、先日実家のお得意さんであることを初めて知りました。
今回初めてお店で出来たてを頂きました。


元々は「ホワイト餃子」と呼んでいたものが「ファイト餃子」になったようです。
厚手の皮で包まれた焼餃子は、大変美味しく、ボリューム満点でした。
一緒に頂いたラーメンは餃子と喧嘩しない、あっさりした味でこちらも美味しく頂きました。


私には銀座の町より、このような大衆的な町の料理の方が美味しく頂けます。


家内はどうか判りませんが、フレンチレストランでワインを呑みながらというのも良いですが、お互い着ていくものがなくて・ ・ ・(笑)