第375話 能登の旅 その1


ブログの更新ができませんでしたが、この間小さな旅に出ていました。
5月23日深夜0時少し前に石川県珠洲市にある家内の実家に車で出かけました。
珠洲市が判らなくても能登半島の先端にある所といえば判るでしょうか?
今回の旅は、家内の父の十三回忌と母の十七回忌の法要に出席するためで、6年ぶりの能登への旅となりました。

横浜・町田ICから東名高速に入り、環八経由、関越、上信越北陸自動車道を経由して富山県能越自動車道の高岡ICまで行きました。
途中1時間程仮眠し、高岡ICには朝8時頃到着しました。
そのまま、富山県の海産物で有名な氷見漁港まで出かけ、「道の駅〜Himi Fisherman’s Wharf」という所に入りました。


中には新鮮な海産物を取り扱うお店が並んでいましたが、時間が早いためか買い物客があまりいませんでした。
下の写真の魚は、活きており、えらやひれをピチピチと動かしていました。


そこで買い物を済ませ、近くの氷見魚市場まで足をのばしました。
こちらは商いが既に終了しており、賑やかな競りを見ることが出来ませんでした。


この市場の中にある仲買人などが利用する食堂で朝食をとりました。
焼き魚定食と刺身定食をそれぞれ頂きましたが、いずれもアラの入った大きな味噌汁がついており、家内は大変喜んでいました。


朝食後、車中ラジオで「高岡おとぎの森公園」のバラ園が満開であるとの放送を聞き高岡市に戻りました。
高岡おとぎの森公園は、幼稚園児など、家族連れで大変にぎわっていました。




バラ鑑賞後、能登半島へ向かい、途中、街道の小さな食堂で昼食。
ここで能登の素朴な鍋料理「とりやさい」を頂きました。


「とりやさい」は、我が家では冬によく作る料理です。
土鍋で鶏肉、白菜、千切りのにんじん等を味噌味で煮込んだ料理で家族全員大好物です。
街道の食堂で出されたそれは、少し違っておりました。我が家で出す料理の方が旨いと思いました。


昼食後、能登金剛という観光地に行き、観光船で海岸の景観を楽しんできました。


厳門


増穂浦海岸にあった「世界一長いベンチ」は、長さ460mあるそうです。


機具岩(はたご岩)


旅の宿は、いつものようにペンションで、今回は志賀町にある「ペンション夕凪」という所にお世話になりました。

能登温泉健康村という林に囲まれた別荘地にあり、素敵な雰囲気で迎えてくれました。
ご主人は穏やかで紳士的な方で、奥さんとペットの犬2匹がお迎えしてくれます。


夕食中、ご主人のピアノ演奏があり、至福な時間を過ごさせてもらいました。


朝食は、少し早い時間にお願いしましたが、快く準備していただきました。
朝食のパンとスープが大変美味しいと家内が喜んでいました。


家内の実家に向かう途中、海岸の棚田で有名な白米千枚田(実際は1004枚?あるそうです)は、田植えが済んでいました。


千枚田の展望場所でおばさんが土産を売っていました。