第358話 突然の木工細工 その2


傘置き用コーナー家具の組立てが完成しました。
前日電動糸鋸で切り抜いた1/4円形板で上側に取り付ける板の切断面を電動トリマーを使用して丸みを付ける加工を行いました。
この加工は初めて行いましたが意外に綺麗な形に仕上がりました。
次に3本の丸棒を受ける穴を電動ドリルとトリマーを使って上下の板に各3ヶ所開ける作業をおこないました。この穴は板を貫通せず板の途中までで止めるように加工しましたが、こちらはトリマーの扱いが難しく、丸棒の直径どおりの穴にならなかったところも出来てしまいました。
一応穴加工が終了し、仮組立て状態で実際に傘を入れてみたところ、傘の安定が悪い事が判りました。原因は傘を入れる間口が広すぎるためでした。
1/4円形板を購入するときに、もう少し小型の板を勧める家内に対して、大きい方を購入し、必要に応じてカットすれば良いと主張した私の考えが甘かったようです。
結局間口を狭めるように筋交いの板を埋める事にしました。
筋交いを埋め込む溝を加工中に板を落とし、板を割ってしまうハプニングが発生しました。
割れた所は丸棒を入れるため切削した穴の部分で、割れた面を木工用ボンドで接着を試みましたが安定しないため、木工用の強力接着材を新たに購入し、接着しました。
更に強度を増すために前面側に端材で作った板を一本追加しました。
また、穴加工したところを補強するためと、デザイン的にもアクセントを持たせるために円形の板を上から接着することにしました。
残った作業としてニスを塗る予定ですが、天気が悪いため後日としました。
今後更に、家内が前面をカバーするスリッパ入れポケットを工夫して作り、取り付ける予定です。