第284話 初詣


我が家は例年 正月三日に夫婦で初詣に行くようにしています。
毎年徒歩で家から鎌倉中央公園入口経由源氏山公園に入り、銭洗弁財天に詣でてから鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮に初詣に行っています。
このコースは、起伏のあるウォーキングコースとして年に2〜3回利用しており、先に銭洗弁財天に行くのは経路上の立地条件のためで、お金が優先されているという事ではありません(念のため)。

家からゆっくり歩いて50分程で源氏山公園の入口に到着します。この場所は鎌倉の材木座海岸と逗子マリーナが見渡せるポイントになっています。


この場所から少し下った所に銭洗弁財天があります。
ここの弁財天でお参りをしましたが、なぜか外国人が多いことに驚きました。

この境内に湧き水があり、この水でお金を洗ってから使うとお金が増えると言われています。
そこで今年は5千円札を洗いました。


洗った後は、お線香の熱と煙でお札を乾かします。

御利益があるように千円札や一万円札を沢山持って乾かしている人が大勢います。
この人達は、弁財天の賽銭箱にいくら入れたのだろうか? 私の場合・・・(秘密)。


参拝した後、境内にある茶屋で金粉の入った甘酒と「盛合せ寿司」と言う「いなりと海苔巻き」で一服。


この茶屋の中で販売していた招き猫の説明に右手招き猫は、家内安全を招き、左手招き猫は商売繁盛を招くと書いてありました。

私は両手を挙げた招き猫が欲しいと思いました。
両手を挙げた招き猫があっても良いのでは?(それって犬がチンチンしている姿と変わらないかな?)


銭洗弁財天から鶴ヶ岡八幡宮の段葛入口の「二の鳥居」まで25分位で到着します。
段葛を通って鶴ヶ岡八幡宮境内に向かいます。


八幡宮の境内に入ると警察官によるロープ規制が行われており、参拝客で溢れていました。結局、八幡宮境内に入ってから拝殿前の階段下まで約1時間掛かりました。


拝殿前の61段ある階段手前でもロープ規制が行われており、前の参拝客の参拝が終わるまで階段下で待たされ、参拝客がなくなると次の人達が階段を登るように規制されていました。

この場所で待っていると警察のスピーカーから「本日は大変な混雑である為、ベビーカーでは階段が登れません。ベビーカーをたたんで下さい・・」とのアナウンス。
「すいていればベビーカーで階段が登れるのか・・」と私から家内にバカな質問。
更にスピーカーから「拝殿前は大変混雑します。お賽銭は事前に準備しておいてください・・・」
「これって、警察による霊感・・なのか?」と、今度は心の中で叫んでいました。


それでも拝殿前までたどり着き、無事参拝する事が出来ました。
参拝後、例年どおり境内のお守り売り場で家内安全と交通安全のお守を銭洗弁財天で洗ったお金で購入してきました。(今年は更に、私の厄払いの守りも購入)


最後に、初夢でみられなかった人のために、ブログを見た方への特別な御利益を提供します。
「一、富士」として私のブログタイトルに使っている箱根、長尾峠からの富士遠景


「二、鷹」の代りに鶴ヶ岡八幡宮上空を飛んでいたトンビ


「三、茄子」の代りに段葛沿いにあった漬け物屋の看板


これで今年も更によい年になるでしょう。