第260話 くやしい また失敗!


前日のデカール作りは、モノクロ原稿をプリンター(キヤノン製インクジェット)で印刷したものをシルクスクリーンに転写する作業で失敗しました。
よく考えた結果、プリンターで印刷したものは、淡いグレー・インクによるものであった為に、シルクスクリーンに転写できなかったと思いました。
そこでプリンターで印刷したものをコピー機で白黒コピーしました。この結果、淡いグレーの部分がカーボンによる黒になりました。
これならシルクスクリーンに転写可能と思いましたが、昔、プリントゴッコで年賀状を作っていた頃、コピー機による原稿はカーボンが多すぎ、シルクスクリーンに焼き付く問題がある事を思い出しました。
実際、シルクスクリーンに転写したところ部分的に焼き付いた様になっていました。この問題は別途解決することとし、シルクスクリーンに取り込んだものを透明デカール用紙にどの様に印刷するかの課題について挑戦することにしました。
昔、透明デカール用紙に直接プリントゴッコで印刷したところ、デカール用紙の表面がツルツルであったため、インクが吸い込まず均一なものができませんでした。
今回は、シルクスクリーンを透明デカール用紙に重ね、その上からプラモ用の塗料を吹き付けました。
その結果、塗料がシルクスクリーンを綺麗に通過せず必要なものがデカール用紙に残らないばかりか、カーボンがシルクスクリーンに強く焼き付いたところは、塗料が通過するばかりか、デカール用紙がにじんでしまい大失敗になってしまいました。
この方法ではデカールができないと断念せざるを得ないとの結論になりました。