第254話 配線違いと配色違い

Mitsubishi F-2B

第254話 配線違いと配色違い
名古屋空港で10月31日に墜落した航空自衛隊のF-2Bの墜落原因は、機体の上下、左右の姿勢をセンシングしている部分の配線が逆だった為と新聞発表がありました。
点検整備が終わってテスト飛行に飛び立った時に発生した事故は、まったく信じられない様な作業ミスによって起きたことが判明しました。
素人みたいなミスがなぜ発生したのか?このようなミスを事前に発見する手法がないのか?意図的に妨害工作されたという事はないのか?この事故の補償は三菱重工がするのか?航空自衛隊は事故原因が特定されたことでF-2の飛行再開を決めたが本当に大丈夫だろうか?等々考えてしまいました。


一方、不謹慎ながら「F-2墜落事故記念」で制作した私のF-2Bは、本ブログにアップした11月11日に塗装のミスに気がついてしまいました。
私は同じハセガワから発売されている同じ機体の1/48の未制作キットを所有しており、偶然この箱写真と塗装指示図を見たときに違いを見つけてしまいました。
どうやらハセガワの1/72キットの組み立て説明書にある塗装指示図が誤っているように感じられ、直接ハセガワにmailで質問を出したところ、誤っていたとの謝罪の返事が届きました。
1/72キットの塗装指示図では垂直尾翼はミディアムブルーとネービーブルーの迷彩塗装になっていましたが、実際は全面的にネービーブルーに塗るのが正しいとの内容で、デカールも提供していただきました。
セガワの正直で誠実な対応に感謝しています。
下の写真が修整した後の機体です。11月11日に発表した写真と見比べてください。
本機の特徴である垂直尾翼に描かれた侍がより映えるようになりました。