作品214 MITSUBISHI F-2A

Mitsubishi F-2A
航空自衛隊  ハセガワ  1/72
F-1の後継機としてF-16をベースに米国と共同開発した支援戦闘機主翼等随所に日本の技術が取り入れられていると言われている。外見上の違いは風防が3分割になっている点が異なる。
航空自衛隊三沢基地所属の第3航空団第3飛行隊の創隊50周年記念塗装機。


第252話 F-2A 完成
前日に引き続きF-2の単座型F-2Aが完成しました。
今回の機体は航空自衛隊三沢基地に配属された第3航空団第3飛行隊創設50周年記念塗装したものです。
50周年記念塗装といっても機体上面に意味不明の黄色の帯が描かれ、この機種では珍しく「シャークティース」と呼ばれる口と目玉が描かれています。
できあがった印象は、これらの特殊塗装部分のデカールが淡く発色が悪い為、あまり映えません。
今回の機体には日本で開発された対艦ミサイルASM-2が主翼下部に2基と、同じく日本で開発された空対空ミサイルAAM-3を主翼先端に取り付けています。
この機体の操縦席後部に「VIPER ZERO」と書かれていますが、これは航空自衛隊パイロット達がF-2を呼ぶ愛称だそうです。
航空自衛隊では、1970年代から機種に愛称をつけることがなくなったそうです。
ブログの中で紹介する私の作品には、写真に機種名をつけていますが、日本で開発された自衛隊所属機には愛称がなく、いつも物足りなく感じています。昔の陸軍機ように「隼」や「飛燕」といった愛称がほしいと思っていました。
「VIPER ZERO」とはF-2のベースになった米軍のF-16の非公式な愛称「VIPER」とF-2の量産機が航空自衛隊に納入開始された西暦2000年の下2桁の「ZERO」をとったもので「平成の零戦」と呼ばれているそうです。