作品213 MITSUBISHI F-2B

Mitsubishi F-2B
航空自衛隊  ハセガワ  1/72
F-1の後継機としてF-16をベースに米国と共同開発した支援戦闘機F-2の複座型で主に教育訓練用として使用。
航空自衛隊松島基地所属の第4航空団第21飛行隊の創立30周年記念塗装機。



第251話 F-2B 完成
複座型のF-2Bがやっと完成しました。
今回は単座のF-2Aと同時制作したこともあり少し疲れました。
気になっていた機体上面の迷彩パターンを少し修正を加えて塗装作業を終了しました。
デカール貼りは、この会社のデカールのフィルムが薄く苦労しました。細いラインのデカールの密着性を高めるためにマークセッターを使用したところ変形してしまう等のトラブルが発生し修正作業に時間が掛かりました。
今回のF-2Bは、F-2Aへの機種転換訓練を行うパイロットへの教育訓練用ということもあり、機体下部中央に取り付ける外部燃料タンクを除いてミサイルとそのパイロンを取り付けない状態としました。
今日中にF-2Aの制作を完了し、明日紹介できる予定です。

ところで今回F-2Bを制作するきっかけとなった名古屋空港での墜落事故後の原因究明が進んでいるのか一般に発表がなく判りません。とにかく1機120億円とやらの機体が失われたという事実だけが一般に知れ渡りました。
今回の事故発生時にパイロットが緊急時に脱出する射出シートを使用して脱出しなかったのは何か理由があったのでしょうか。
機体を安全な所に移動させる努力の結果、脱出機会を逸したのか疑問が残ります。
以前、何かのニュースでロシアのMig-29が離陸中?に緊急脱出しているシーンを見ましたが、安全にパイロットが脱出していました。