第207話 看板屋さん その3


片面の看板が完成しました。
切り抜いた文字板にトールペイント用の塗料で丁寧に筆塗りしました。
その他の部分についても下書きした文字に合わせて筆で文字を書き込みました。
もともと文字を書くのが大変苦手で子供のころから習字が大嫌いでした。

小学校5年ころに一時期習字を習いに行きましたが落ち着いて座って文字を書くなんて大嫌いなため、まったく上達しませんでした。
このため冬休みの宿題に出される書初めも嫌で、冬休みが終わる直前に何とか書いていったものです。

そんなわけで漢字の文字がうまく書けませんでした。

一通りの文字と、きのこのイラストを描いてから切り抜いた文字を一文字ずつボンドで接着して片面が完成しました。

下の写真が完成した片面です。
実物の色のほうがもっと濃く、切り抜き文字は濃いパールピンク色です。

その他、新しく制作することになった全面ピンクの看板は、蝶番とあおり止め金具を取り付けて2台とも完成しました。