第200話 行ってきました百里基地

今日から新しいブログのスタートです。
60歳を迎えた日の早朝4時前に家を出て、車で常磐道の石岡IC経由で航空自衛隊百里(ひゃくり)基地に行ってきました。早朝であったため基地に到着したのが6時半過ぎでした。(やっぱり無理な行動をとってしまい少し反省・・)

3年前の10月、米空軍のアクロバット飛行チーム(Thunderbirds)が百里基地に来た時にも息子と行きましたが土砂降りの雨で最悪でした。今回は大変良い天気に恵まれ、おかげさまで顔が真っ赤にやけてタコ親父になってしまいました。


私の愛用のデジカメ(FinePix S304)で飛行機の写真を撮りまくりました。




打率3割7分4厘、空振り率3割8分5厘、チップ率1割3分7厘、ピンぼけ率1割4厘。
これはカメラで撮った被写体が移動中または飛行中の写真がどのように写っていたかの評価です。

私のカメラはプラモデルのように動かない被写体なら比較的良く撮れるのですが、動く被写体を撮るにはまったく適していません。
理由はシャッターを押した時にピント合わせが働き、実際に被写体を取り込むまでのタイムラグが1秒ほど掛かることと、少し逆光気味の場合ピントも合わなくなるためです。このため、流し撮りをしても被写体がまったく写っていない場合(空振り)や被写体が欠けている場合(チップ)が多くイライラします。
隣で写真を撮っている兄ちゃんは400mm望遠レンズ付きのカメラでバシャバシャバシャと毎秒5枚くらい連写で撮りまっくており、うらやましく思いました。
シャッターチャンスを捕らえる技を持っていても、このカメラでは如何ともしがたいです。

昨日撮った写真をいくつか紹介します。

背中のエアーブレーキを起こし着陸態勢のF-15J

ドラッグシュート(着陸時のブレーキ役のパラシュート)を引きながら着陸態勢のF-4EJ改

初めて飛んでいるのを見たF-2A。結構飛べるようでした。

なぜか、F-2が飛行場にさしかかると地上の防空機関砲が火を噴く(もちろん空砲)演出がありました。いっそのことパトリオットミサイルは無理にしても短SAMミサイルでもぶっ放してくれれば良かったのに・・・。


航空自衛隊が誇るアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」と大空に描いたハートの形の飛行雲


最後にピントはずれの代表写真


今回の航空祭は米軍の参加がなく、物足りなく感じました。
また、航空ショーとしての演出とデモ飛行の内容は、レベルが低くガッカリしました。
以前厚木基地の米海軍のフレンドシップ・デーで開催された航空ショートとしての演出と場内アナウンスの巧さを勉強してもらいたいと思います。
厚木基地のフレンドシップ・デーの航空ショーは2001年から周辺住民の反対から実施されなくなり、東京、神奈川での航空ショーが無くなってしまい残念です。
今までに見た最高の航空ショーは1994年に米国サウスキャロライナ州ビューフォート海兵隊航空基地で開催された米海軍のアクロバット飛行チーム・ブルーエンジェルス(F/A-18)の航空ショーでした。