作品205 Republic F105D Thunderchief

Republic F105D Thunderchief
米空軍  トランペッター  1/72
センチュリーシリーズとして開発されたマッハ2級の戦闘爆撃機ベトナム戦争当時の北ベトナム爆撃の中心として活躍したが被撃墜率も多く、戦闘機として格下のMig-17にも撃墜されF-105の総生産数751機中約400機がこの戦いで失われたと言われている。


第196話 F-105D制作記 本当の完成
昨日F-105D制作の最後の仕上げを行いました。
前日の記事のタイトルで「完成」としましたが、空対地ミサイルが完成していなかった為、完成写真まで写していませんでした。
昨日は機体に何を取り付けるか考えました。雑誌に出ていた初期の電波妨害装置ALQ-87 ECMポッドにするか空対地ミサイルAGM-12にするか悩みました。
ALQ-87 ECMポッドはH社のウエポンシリーズの中に含まれており、独特な形が魅力的でしたが結果的にキットに付属していた空対地ミサイルAGM-12にすることにしました。
理由は、ECMポッドは両翼につける必要がなく、片側のパイロンが空いてしまう為と、キットの空対地ミサイルの方が同じウエポンシリーズのAGM-12Bより、できが良かったためです。
昨日の作業中にトラブルが発生しました。
昨日の記事で紹介しましたデカールの下地が薄いため、作業中に垂直尾翼の部隊マーク”RE”の”R”の一部がはがれて失われてしまい、手書きで失われた部分を書き込むことになってしまいました。
このためデカールを保護する為と機体塗装のトーンを統一し、落ち着いた輝きにするため半艶消しのクリアーを機体全体に吹き付け、ついにF-105Dが完成しました。
本日紹介している作品が完成した機体です。