作品174 Lockheed F-104A Starfighter

Lockheed F-104A Starfighter
米空軍  イタレリ  1/72
米空軍のセンチュリーシリーズとして開発されたマッハ2級の戦闘機で発表当時究極の有人戦闘機と呼ばれていた。
A型は最初の量産機で航空自衛隊が採用したJ型に比べ垂直尾翼の面積が小さい。
F-104の米国での使用実績は短期間で数量も少なく主に海外の同盟国にばら撒いた機種となった。


第164話 ベネズエラ空軍? その1
イタレリ製F-16のキットを見ていたら米国、オランダ、ベルギー、イタリアの他にベネズエラ空軍の塗装例が紹介されており、興味本位で購入してしまいました。
現在もっとも過激な反米国家になったベネズエラF-16があった事が意外と思いましたが、同じ様な事がイスラム革命前のイランにF-14が納入されていた事例があったことを思い出し納得すると共に制作意欲が沸き上がってきました。
この会社のF-16のキットは以前オランダ空軍のデカールが気に入って購入しましたがキットそのものの成型がハセガワ製のものと比べ、かなり劣っていたためにデカールだけを使用しキットはハセガワ製のものを購入して4月13日の作品79で紹介したF-16BMを作った事があります。
今回は新しい金型でキットができていることを少しだけ期待して購入したのですが、やはりキットは以前のものと同じでがっかりしました。それでもデカールは豊富なバリエーションが含まれておりデカールを買ったと思い納得しました。
デカールだけ購入しても今回購入した価格より高いものがあるのだから・・・と。
今回もキットはハセガワのF-16A plusを購入してきましたがベネズエラ空軍向けに垂直尾翼下部をドラグシュート収納庫付きに改造する必要があり、早速改造に取りかかりました。
セガワ製のキットの垂直尾翼部分から不要な部分を切り取り、イタレリ製のキットにあるドラグシュート収納庫部分のパーツを結合・成型し筋彫りも入れて完成させました。
下の写真が完成した垂直尾翼部分で、赤いラインで囲まれた部分が延長されています。下に置かれている小さな部分が元々のパーツから切り取った部分です。