作品51、作品52 SKYHAWK,FIGHTING FALCON

Mcdonnell Douglas A-4F Skyhawk
海兵隊  フジミ  1/72
米海軍の"トップガン”訓練施設の機体。機体にソ連空軍のMIG-17と思われる機体が迷彩塗装により描かれている。


General Dynamics F-16A Fighting Falcon
ベルギー空軍  レベル  1/72
機体上面に第2次大戦中のスピットファイアを描いた部隊設立50周年記念塗装を施した機体。ナチスドイツ占領中に亡命ベルギー政府が英国のスピットファイア戦闘機を使用していたらしい。



第49話 飛行機に描かれた飛行機
上の写真は航空雑誌に紹介されていた米海軍・海兵隊の空中戦訓練施設(通称「トップガン」)で保有していた仮想敵機です。機体はA-4Fを使用していますが写真にあるように、機体の上面、下面及び両側面にソビエトのMig-17と思われる機体が描かれています。空中戦の訓練に見た目にも仮想敵国の機体を描いた珍しい機体になっています。
制作する上では全体に一度塗装してからMig-17のシルエットに合わせてマスキングテープを貼り、その上から迷彩塗装を行っています。手間が掛かりましたが2機制作した気分で楽しめました。  

下の写真は1992年にベルギー空軍創設50周年記念塗装をしたF-16Aです。機体上面に第二次大戦で活躍したスピットファイアが描かれています。50年前の1942年は第2次大戦中であり、ベルギーは1940年から1944年9月までナチスドイツの占領下にあったことから恐らく亡命ベルギー政府により英国で創設された部隊に導入された機種がスピットファイアだったと思われます。当時ベルギーがどのようにナチスドイツと戦ったか私は情報を持っていません。