第2251話 故 若山善松中尉の足跡


3年ぶりにプラモ製作に復帰し、九五式戦闘機と戦車砲装備の百式司偵と2種類の旧陸軍機が完成しました。これで息子が数年にわたって調べていた大叔父の故 若山善松中尉の陸軍航空兵としての足跡がプラモの世界で表現することができました。
息子の大叔父に対する軍人としての生きざまについての興味は、まだまだ尽きるものでなく、さらに調査を進めているようです。
  
・九五式戦闘機は、故 若山善松伍長(当時)が昭和12年(1937年)11月13日 支那事変で北支・津浦(しんほ)戦線へ出撃中に地上からの銃撃で負傷・墜落した時に操縦していた機種になります。
百式司令部偵察機II型 戦車砲搭載改造戦闘機は、故 若山善松少尉(当時)が昭和18年(1943年)3月2日西ラバウル飛行場近くで事故死した時に操縦していた機種になります。


完成した両機と、その簡単な説明に操縦士も加え、透明ケースに収納して「故 若山善松中尉の足跡・命を懸けた戦闘機」としてまとめました。
このセットは石川県珠洲市に在住のご遺族にお渡しする予定です。
没後75年もたち、喜んでいただけるか少々心配です。