第2241話 戦車砲装備百式司偵製作1


セガワ製「三菱キ46百式司令部偵察機II型」を流用し、戦車砲装備の機体製作に取り掛かりました。

キットのパーツの合いや組み立て及び塗装の方法を考えながら主要な構成パーツをマスキングテープで仮組み立てしました。
パーツが少ないため、あっという間に機体がまとまりました。



パーツの合いは殆ど問題が無いように感じられましたが、双発のエンジンカウルと機首部分が重なるため、塗装には工夫が必要です。
操縦席と後部偵察員を分ける胴体中央の燃料タンク部分が風防と一緒のクリアパーツで成形されているため、中央部分の機体内部塗装をどうするか考える必要があります。また、後部の偵察員側にある前部隔壁が無いためガランとした印象になることが気になります。
本機の最大の特徴である口径37mmの九四式戦車砲が機首部分に隠れてしまうとは言え、機首部分に戦車砲の穴だけ開けて改造が終わるのではつまらなく感じられました。