第2198話 退院しました


8月19日の記事を最後に、腹部の手術などを行う目的で入院することになり、プラモ製作とブログ更新をお休みしておりましたが、昨日やっと退院することができました。


当初の予定では8月末に入院する予定でしたが、病院の都合等で10月8日に入院いたしました。その間も医師から塗装作業を見合わせるように指示があり、何もできない状態で過ごしていました。
入院・手術が必要となった原因は、偶然腹部大動脈瘤が見つかり、これを除去する必要が生じたためで、この手術を行う前に持病の呼吸器系と循環器系の検査も行いました。

腹部大動脈瘤は心臓から供給される血液を横隔膜より下にある臓器や下肢に血液を供給する文字通りの大動脈にできた異常な膨らみで、これが破裂すると生命の危機に直面すると言われていました。
先日お亡くなりになられた俳優の阿藤快さんも胸部にできた大動脈瘤が破裂したことが原因といわれています。


入院後、呼吸器系の持病である慢性閉塞性肺疾患COPD)検査を行いました。
COPDは主に喫煙が原因と言われ、肺の中にある肺胞が破壊され、再生できないために呼吸が徐々に困難になる病気です。
家内からCOPDの原因としてプラモ製作で使用する塗料や有機溶剤も考えられるのでは?との主張もあり、医師からプラモ製作をしばらく中断するように求められていました。
検査の結果、COPDの症状は肺房の変化が極めて小さく、少ないことが分かりましたが、喘息の症状も合わせもっていることが分かりました。
喘息の原因となるアレルゲンを検査する対象に、花粉やハウスダストなどだけでなく、塗料や有機溶剤に近いトルエン系も含めてもらいました。
検査の結果、ハウスダストやダニ等に反応していることが分かりましたが、幸いトルエンには反応していないことが分かり、一安心しました。


動脈瘤の手術とそれ以降の入院生活も次回以降紹介します。