第2188話 F/A-18F製作1


セガワ製「F/A-18F SUPER HORNET ‘VFA-102 HISTORY’」キットのVFA-102 "DIAMONDBACKS" 部隊設立50周年記念塗装機の製作に取り掛かりました。


今回製作する機体は主翼を折りたたみ、フラップを下げた空母搭載時の駐機状態にするため、主翼の改造から始めました。
主翼改造前の主翼上面パーツと主翼下面パーツです。 


主翼上面パーツは飛行中の形に成型されており、フラップとこれをカバーするドロープシュラウンドドアーが一体化されており、フラップの一部がドロープシュラウンドドアーの下に隠れてしまっています。
駐機中はフラップがドロープシュラウンドドアーから離れ、大きく下がった状態になっているため、フラップとドロープシュラウンドドアーを個別に用意する必要があります。
このため、ドロープシュラウンドドアー単体をプラバンで製作するため形状をマスキングテープにコピーしました。
同時に主翼を折りたたんだ時に可動する蝶番部カバーの形状もコピーしました。(蝶番部切り出しに失敗したときの予備)


コピーしたマスキングテープを板厚0.5mmのプラバンに貼りました。


左右のドロープシュラウンドドアーをプラバンから切り出しました。


主翼上面パーツから翼端部分を切り離しました。


同じく主翼下面パーツから主翼先端部に含まれる部分を切り離しました。


蝶番部カバーは主翼展開時と折りたたみ時で可変する構造になっているため、主翼先端部から蝶番部カバーを切り出します。


蝶番部カバーを切り離した状態です。


主翼先端部の構成パーツがそろいました。
主翼先端部のフラッペロンとスラッツは、主翼を折りたたんだ状態で、少し下がった状態になった機体と通常時の様にまっすぐになった機体があるようです。今回はまっすぐになった機体にするためフラッペロンとスラッツの改造は行いません。


主翼先端部に下面パーツを取り付けました。また、蝶番カバーはできるだけ薄くなるように削ってあります。


主翼本体側からフラップ部分を切り出しました。


主翼本体側からスラッツ(前縁フラップ)を切り出しました。