第2163話 Gannet AEW.3製作2


チェコのスウォード社製キット‘Fairey Gannet AEW.3’ の製作は、胴体と翼の製作を進めています。


胴体の左右主翼前に取り付ける特徴的な排気口カバーを取り付けました。
この作業の中でキットの問題点が浮き彫りになってきました。それはパーツ番号がランナーに無いことと、パーツを取り付ける際の位置決め用の穴とボス構造が無いため、取り付け位置が判り難い点です。
排気口カバーは二つのパーツをつなぎU字構造にするのですが開口部の開き具合が判らず、胴体側に合わせて調整しようとすると排気口カバーと胴体側が合いません。
同じようなパーツを組み合わせているため、左右のパーツの取り違いかと思い組合せを変える等行った結果、組立説明書に書かれた排気口カバーの組合せが左右逆に表記されているためと判りました。
左右逆に取り付けることにし、U字の開口部を胴体側の膨らみに合わせて調整してから取り付けました。
色々な角度から写真を撮ってみました。



次に主翼の組立に入り、主脚収納庫内部の組立を行いました。このキットは脚収納庫内部も再現されていることは評価出来ます。


主翼を組み立てる前に脚収納庫内部を機体下面色と同じ、ダックエッググリーン(Mr.COLOR #26)にブルー(Mr.COLOR #314)とグレー(Mr.COLOR #308)を加え、これにホワイト(Mr.COLOR #316)を加えたもの塗料で塗装しました。


主翼上下パーツを接着しました。


主翼下面のフラップ部分に成型不良と思われる欠けがあります。この欠けは左右とも同じ位置にあり、実機もこのような形かとも思いましたがあまりにも変な形になります。
実機写真を見るとこのような形になっていないことが判り、修正することにしました。


欠け部分にパテ盛りしました。


パテが固形してから整形した状態です。


水平尾翼の組立も行いました。
水平尾翼の上下に取り付ける小さなフィンも取り付け穴が曖昧なため、修正を行いながら取り付ける必要がありました。