第2141話 カラフルF/A-18B HORNET製作8


アカデミー製F/A-18D HORNET“U.S. Marine Corps”を流用してVFA-125 “Rough Raiders” 所属のF/A-18B Hornetを製作する作業は、機体塗装を開始しました。


前日の作業で機体の迷彩塗装に使用する塗料の色合わせを行ったところ、左垂直尾翼に貼るテールコード(NJ)のデカール色と周辺塗料との明暗差が余り無く、目立たなくなることが判りました。といって周辺塗料を暗くすると迷彩塗装全体のイメージが暗くなるため、デカールの文字色を変えることにしました。
下の写真は文字色を変更する前に文字のパターンに合わせてマスキングした状態です。
(マスキングする前にマスキングテープがデカールシートに影響しないか事前に確認してから行っています。)


文字の部分に明るいグレー(Mr.CILOR #311)を上塗りし、マスキングを剥がした状態で、この上に表面保護を目的に薄くスーパークリア判光沢(Mr.COLOR #181)を上塗りして使用します。


キャノピー枠部分に下塗りとしてフラットブラック(Mr.COLOR 333)を塗りました。


レドーム部分に少し暗くしたレドーム(Mr.COLOR #318)を塗りました。


レドームの形状に合わせてマスキングしました。


機体の迷彩塗装に入ります。
前日の作業で迷彩パターンを下書きした上に塗料を塗りこんで行きます。今回は三色の迷彩塗料の中から中間の明るさのグレー部分から塗装することにしました。
使用した塗料はグレー(Mr.COLOR #306)で、始めにエアーブラシを極細吹き状態で迷彩の境界部分を描き、その後でエアーブラシの状態を変えて内側を塗りつぶしました。


次に明るいグレーの部分を塗装します。
明るい部分はグレー(Mr.COLOR #308)にホワイト(Mr.COLOR #1)を加えた塗料を使用し、同じようにエアーブラシで塗りました。


迷彩塗装の最後の暗いグレーまで作業が進まず、翌日の作業に繰り越しました。