第2097話 F-104J製作6


セガワ製「F-104J/F-104DJ STARFIGHTER‘207SQ COMBO’」の製作は、複座型F-104DJが完成し、次に単座型F-104Jの製作に復帰します。


1月15日の第2090話まで、複座型F-104DJと単座型F-104Jを同時並行で製作した内容を紹介してきましたが、今回から単座型F-104Jの塗装作業からの紹介になります。


複座型F-104DJの塗装作業で塗料がマスキングテープに持っていかれた失敗がありました。そこで「かとうさん」から頂いたコメントにあるように機体全体をシンナーでふき取る作業から開始しました。
胴体下面に取り付けるミサイルランチャーも組立て、塗装作業に入る状態になりました。
機首のピトー管は複座型F-104DJと同様キット付属の成型したものが折れやすいこともあり、手持ちの0.6mm真鍮パイプに0.3mm真鍮棒を取り付けた自作のピトー管を取り付け、付け根部分はパテ整形してあります。


今回は機体全面の塗装作業を行う前にデカールの発色を良くする為の下地塗装やレドーム等の塗装を先に行ってから機体の塗装を行うことにしました。
デカールの日の丸や部隊マークを貼る部分には下地として発色の良いホワイト(Mr.COLOR #GX1)を塗りました。
レドームはフラットブラック(Mr.COLOR #33)を塗り、コックピット後部や下面フィンの一部にタン(Mr.COLOR #44)を塗りました。


日の丸や部隊マークを貼る部分にはデカールの形状に合わせてマスキングし、レドームやコックピット後部やフィンも形状に合わせてマスキングしました。


機体全面に塗る塗料の調色を行いました。
胴体の中間部分や翼の外側に塗る明るいグレー系の塗料はグレー(Mr.COLOR #308)に若干ホワイト(Mr.COLOR #1)を加えた塗料にすることにしましたが、胴体上下面や翼の内側に塗るブルー系の塗料がキット指定のグレー(Mr.COLOR #308)にグレー(Mr.COLOR #305)を加えた物では実機のようなブルーが加わったような色合いになりません。そこでミディアムブルー(Mr.COLOR #72)とブルー(Mr.COLOR #5)加えた塗料を使用することにしました。


機体全体を明るいグレーの塗料で塗りました。


胴体上下面や翼の内側はブルー系を加えた塗料で塗装指示図に合わせてフリーハンドで迷彩パターンを描き、内側を塗りつぶす方法で塗りました。
一通り迷彩パターンで塗り分けた後、境界部分を明るいグレーの塗料で、はみ出した部分などを上塗りして境界部分を整えました。


レドーム部分を除いてマスキングを剥がした状態です。
キャノピーと水平尾翼は仮組の状態です。


キャノピー前面の防眩塗装部分をマスキングして塗装しました。塗料はグリーン(Mr.COLOR #309)を使用しました。


防眩塗装も終わり、機体の塗装がまとまってきました。


後は脚収納庫内部や細部の塗装に入ります。