第2085話 平成27年 初詣


昨日、家内と恒例の初詣ウォーキングに出かけてきました。


昼前に家を出て、鎌倉中央公園前経由で今年は例年より距離が長くなるがアップダウンが少ないコースを選び、葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)に向かいました。
葛原岡神社近くの住宅地から美しい富士山が眺められました。


葛原岡神社では鳥居前の広場で餅つきを行っていました。


葛原岡神社は後醍醐(ごだいご)天皇の忠臣として鎌倉幕府倒幕に活躍した日野俊基(ひのとしもと)が鎌倉幕府最後の執権・北条守時によって処刑された処刑場近くに明治時代になって日野俊基を御祭神として創建された神社です。
「開運の神様」、「学問の神様」として崇敬されていましたが、最近になって「縁結びの神様」も加わったようです。


葛原岡神社から近くの銭洗弁財天に向かいました。


銭洗弁財天の正式名称は銭洗弁財天 宇賀福神社と呼ばれ、この境内にある洞窟の中に湧き出た「銭洗いの水」で金銭を洗い清めると御利益があると言われています。
銭洗弁財天入り口の洞窟を抜け、境内に入ると多くの参拝者で一杯でした。


社務所でお線香と蝋燭が入ったザルを頂いてから参拝しました。
今年は奮発して1万円札2枚と千円札2枚をザルに入れて清めました。


参拝を済ませ、今度は鶴ヶ岡八幡宮に向かいました。

鶴岡八幡宮の参道である段葛は、昨年11月頃から工事に入ったため通行できなくなっており、混雑が予想されましたが、「正月三が日」が済んだこともあり、それ程でもありませんでした。
鶴岡八幡宮境内に入ると、例年ほどではありませんが大勢の参拝客が押し寄せており、入場規制が行われていました。


昨日は手斧始(ちょうなはじめ)式が行われていました。手斧始式は1181年に源頼朝八幡宮造営に際して、木材を由比ケ浜から運んだ故事にちなみ、市内の建築関係者が1年の安全を祈願する行事で、毎年1月4日開催されています。
手斧始式の祈願が終わり、鳶の方々による梯子乗りが行われていました。


本殿で参拝を済ませ、例年通り「家内安全」と「交通安全」のお札を購入しました。

八幡宮境内には多くの屋台が出店しており、良い香りが漂っていました。


昼食をとっていなかったこともあり、広島風お好み焼きを銭洗弁財天で清めたお札で購入しました。

空腹だったこともあり、大変おいしくいただきました。


帰りは鎌倉駅前でお土産を購入してからバスで帰宅しました。