第2053話 アカデミー製Chippy Ho! 1995製作4


アカデミー製‘F/A-18C Chippy Ho! 1995’ の製作は、主翼の改造を行っています。


このキットは、主翼を胴体にはめ込むと胴体側の受け形状のためか、主翼が下がった状態になります。そのため、胴体側受け部分の胴体上部パーツ側を少し削り、更に主翼側も下面の胴体側に入り込む部分を少し削る必要があります。


F/A-18は駐機状態中、主翼の前縁スラッツと後部フラッペロンが共に下がった状態になっています。そのため、スラッツとフラッペロンを主翼から切り離す必要があります。
主翼パーツのフラッペロン部分はドロープシュラウンドドアーというカバーに引き込まれた状態で成型されており、このドロープシュラウンドドアーを別パーツとして自作する必要があります。
スラッツとドロープシュラウンドドアー部分に目印のラインを描きました。


ドロープシュラウンドドアー部分にマスキングテープを貼り、ドロープシュラウンドドアーの形状を書き写しました。


ドロープシュラウンドドアーの形状を写したマスキングテープを板厚0.5mmプラバンに貼りました。


プラバンからドロープシュラウンドドアーを切り出しました。


主翼パーツからスラッツとドロープシュラウンドドアーを含むフラッペロン部分を切り離しました。


自作したドロープシュラウンドドアーを含む主翼改造に必要なパーツがそろいました。
フラッペロン部分はドロープシュラウンドドアーとして残されていた凹み部分を液状瞬間接着剤で埋めています。


主翼本体にドロープシュラウンドドアーを下げた状態で取り付けました。


主翼を胴体に取り付け、付け根部分の段差を埋めるためパテ盛りしました。