第2035話 T-2 Blue Impulse製作6


PLATZ社製の‘T-2 Blue Impulse’ の製作は、機体塗装作業に一部入りました。


通常は脚カバーの塗装は機体塗装と別作業で行っていますが、この機体は‘Blue Impulse’塗装となっており、胴体と脚カバー塗装の連続性が求められます。
そこで脚カバーも胴体に取り付け、塗装後に脚カバーを取り外せるように脚カバーを点着けすることにしました。
ところが、前脚の脚カバーの一部が「く」字型に成型されており、脚収納庫を覆うことができません。そこで、プラバンで一時的なカバーを作り胴体に嵌めこみました。


脚カバーと後部下面フィンを後付けしたため、この部分もサフェーサーを塗り、表面を整えました。


キャノピーの枠部分にコックピット内部と同じグレー(Mr.COLOR #317)を塗りました。


機体のホワイトと薄いブルーに相当する所にホワイト(Mr.COLOR #GX1)を塗りました。


デカールに合わせて‘Blue Impulse’塗装を行う作業を行います。
パッケージ等に使われていた薄い透明樹脂シートの下にデカールを置き、裏からマスキングテープで固定しました。
透明樹脂シートの上にマスキングテープを貼り、デカールの形状をトレースしてから外側を切り出します。


切り出したマスキングテープを機体に貼ったところです。


このような作業を繰り返して機体にマスキングテープを貼っていくのですが、一部マスキングテープ間の形状が合わないところが出てきます。
デカールは貼付け時に多少伸縮させて形状を合わせることができますが、マスキングテープは伸縮できないために発生したものか、又はデカールそのものの形状不良によるものか原因は判りません。


形状が合わないところは、マスキングテープをカットしたり、マスキングテープを追加するなどして整形を行いました。


こんな作業を繰り返してマスキング作業を進めておりますが、昨日の作業では機体上面まで進めませんでした。