第2015話 嘉手納基地のF-15C製作9


アカデミー製“F-15C MSIP II”の製作は、機体塗装を行いました。


機体塗装に入る前に使用する塗料の色あわせを行いました。
機体下面色とその上に塗る迷彩色を重点に行い、それに合わせてレドームとその先端にぶる塗料を組み合わせて色合いを調整しました。


更にデカールに使用されている色とも合わせて調整しました。
写真はデカールを透明袋に入れて、その上に塗料を塗って色あわせを行っている状態です。


塗装は塗装後にマスキングしやすい所から行い、最初はレドームの先端から行いました。
レドーム先端はグレー(Mr.COLOR #305)にグレー(Mr.COLOR #307)を加えたものを塗りました。


レドーム先端部をマスキングし、レドームの塗装を行いました。レドームに塗った塗料はグレー(Mr.COLOR #307)を使用しました。


レドーム部分をマスキングしました。


機体下面色を機体全体に塗りました。
機体下面色の塗料はデカールの部隊記号(ZZ)に使われた色に近づけるようにし、グレー(Mr.COLOR #308)にグレー(Mr.COLOR #317)を若干加えた塗料を使用しました。


機体上面などに塗る迷彩塗装に入る前に迷彩パターンの型紙を作りました。

  
迷彩塗装する部分にあわせた型紙を乗せ、その上から迷彩色の塗料を吹いて塗装を行いました。
迷彩色に使用した塗料は、グレー(FS36270〜Mr.COLOR #306)とミディアムブルー(Mr.COLOR #72)をミックスしたものにグレー(FS36375〜Mr.COLOR #308)を加えたものを使用しました。

  
垂直尾翼の部隊記号などをカバーして迷彩塗装を行った状態です。


垂直尾翼の部隊記号などのマスキングを剥がした状態です。


垂直尾翼を機体に取り付けると、接合部にできた若干の段差が気になり、その部分だけを整形しました。