第1946話 シンガポール空軍F-15SG


次に製作するのはハセガワ製「F-15SG STRIKE EAGLE ‘SINGAPORE AIR FORCE’」になります。
このキットは先に製作したタミヤ製「LOCKHEED MARTIN F-16CJ BLOCK50 FIGHTING FALCON」と同時期に発売されたものです。

  
この‘F-15SG Strike Eagle’ はシンガポール空軍の戦闘爆撃機で、米空軍の戦闘爆撃機‘Boeing F-15E Strike Eagle’ の派生機種の一つです。
下の写真は米空軍の‘Boeing F-15E Strike Eagle’ です。


この‘Boeing F-15E Strike Eagle’ を基本に韓国空軍向けに新型のセンサーやエンジンを装備して開発されたものが‘F-15K Slam Eagle’ になります。
下の写真は韓国空軍の‘F-15K Slam Eagle’ です。


今回製作するシンガポール空軍向けの‘F-15SG Strike Eagle’ は韓国空軍向けに開発された‘F-15K’ をベースにコックピット側面や水平尾翼付け根後部に新型のセンサーを取り付けて開発されたものになります。


‘Boeing F-15E Strike Eagle’ の派生機種として、他にもイスラエル空軍向けの‘F-15I Ra’am’ とサウジアラビア空軍向けの‘F-15S Strike Eagle ’ もあります。
下の写真はイスラエル空軍の‘F-15I Ra’am’ です。

 
下の写真はサウジアラビア空軍の‘F-15S Strike Eagle ’ です。



早速キットの中身の確認を行いました。
胴体や主翼、尾翼などのパーツは従来の‘F-15’ 共通パーツが使われています。




コックピットやキャノピーは‘F-15D’ 等と共通パーツです。


コンフォーマルタンクやセンサー類は‘F-15E’ と共通パーツです。


エンジンノズル、赤外線探索追跡装置などは‘F-15K’ と共通で、新たに追加されたシンガポール空軍向け‘F-15SG’ 用パーツが追加されています。


センサー・ポッドなどはウエポン・セットのものが添付されています。


デカールオフセット印刷のものでした。